子猫を一時的に預かりボランティア活動講習会開催
皆さん、こんにちは
本日、午後より動物看護科2年生を対象に京都市と京都府が共同設置した京都動物愛護センターより獣医師の先生にお越しいただき、子猫の一時預かりのボランティア活動を行うための事前講習を行っていただきました。
センターでの殺処分数は犬28頭、猫1154頭と18年前と比較すると犬では90%ほど減少しています。
しかしながら、センターには絶えず犬猫が搬入されてきます。少しでも受け入れ頭数を上げ、救える命を増やすために行うのが今回の活動。
センターに犬猫が搬入されると健康診断を行い、1~2週間の観察期間を設けて他の収容動物と隔離管理されます。これは感染症などの潜伏期間中にすでに収容されている犬猫への接触感染を避けるため。その後、譲渡されるまでの間、しっかりと健康管理に注意した飼育を行っておられます。
同センターでは「子猫の一時預かり在宅ボランティア」を募集されておられ、1頭でも多くの猫を助けるために、約1ヶ月齢の子猫を一時的に預かり、目の行き届いたお世話をし、約2ヶ月齢になった子猫はセンターに返還後、広域譲渡されるそうです。
学生らがセンターの受け入れ頭数を増やすためのボランティア活動に参加し、その支援活動のルール作りと実際にセンターで行なわれている飼育方法、給餌や飼育ケージの消毒方法など、今回は何らかの病気にかかっていることを想定した場合などより実践的なお話をしていただきました。
この度、本校のキャリア教育にご理解をいただき、ご指導いただいた先生方に厚く御礼申し上げます。