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〈業界連携授業〉盲導犬セミナー開催!

皆さん、こんにちは(^-^)/
本日は〈業界連携授業〉のご紹介。
ペット総合科と動物看護科の学生を対象に公益財団法人 関西盲導犬協会よりフォロー相談課 白杖歩行指導員の方とラブラドールレトリバーのヘーゼル号をお招きし、盲導犬育成について理解を深めるセミナーを開催しました。

現在、国内の11拠点で行われている盲導犬育成、960人の方々に無償で貸与されている盲導犬の活動について貴重なお話しを伺う機会をいただきました。
本校ではドッグトレーナーコースで犬の訓練について学ぶ学生もいますが、盲導犬を見ると訓練や育成のことばかりに意識が向いてしまいます。
盲導犬訓練士とは国で定められた資格ではありません。
盲導犬育成団体(全国に11団体)で研修を受けた職員が、盲導犬訓練士として必要な知識・資質を持つと認定された場合、「盲導犬訓練士」に認められます。
認定NPO法人全国盲導犬施設連合会に加盟している8団体で、その資格審査員が行うその審査に合格すると「盲導犬訓練士」「盲導犬歩行指導員」と認定されているそうです。
本校にも盲導犬の訓練がしたいという学生もいますが、盲導犬歩行指導員になるためには、目の病気のことや障がい者の心理などについてしっかりと知識を持ち合わせることが必須であり、ヒトは通常周囲の状況を知る為にその情報の80%を視覚が占めているとのことから、本日はアイマスクや視野を狭くする特殊なゴーグルを装着した学生らの様子を改めて見ることで多くの気づきを得ることができました。

また、訓練士とともに白杖歩行指導員の仕事の紹介もありました。
白杖は、視覚障がい者が歩行する際に利用される道具。歩く先にある段差や階段、路肩の縁石などの一般道では白杖を適切に使えないと安全に歩行することはできません。

白杖歩行指導員は、視覚障がいを学び、白杖歩行を指導、アドバイスできる人材で、白杖指導から盲導犬育成に関わる方々もおられるとか。
今回のセミナーでは共同訓練と呼ばれる盲導犬を伴う歩行訓練の様子や白杖では気づくことができない事例や、事故の事例、通常の犬の訓練とは異なる盲導犬訓練の様子をデモストを通じて学びました。

昨年、本校のドッグトレーナーコースを卒業し、同協会で活躍する卒業生の様子も伺うことができちょっと嬉しかったです。
本日はお忙しい中、本校のキャリア教育にご理解をいただきご指導いただいた
公益財団法人 関西盲導犬協会の皆さまに厚くお礼申し上げます。